姉貴のいいわけ

夜中目が覚めて寝ぼけながらトイレの扉を開けると、
先に姉貴が入っていた。
いつものことだけど鍵掛けろよな!

だけどこの日は姉貴の手にウィィィィィンと動くものが。
顔を薄っすら赤らめた姉貴は
「これ、大豆ですから。」

うそつけ!
そのスティックはソイジョイじゃねぇ!
SOYJOYはウィィィィンて言わねぇ!
SOYJOYは電池でぶるぶる震えねぇ!

百歩譲ってその言い訳は
うんこ流すの忘れたときに使えよと思ったけど
ソイジョイ食べられなくなるのでやっぱ使うな。

他人様の腕を食べたい夢

ベスト電器の帰り道をとぼとぼと歩いていた。
人通りの少ない寂しい通りで、
歩いているのは僕と僕の十数メートル先を歩く女子高生の2人だけ。
すると突然大地震が起こり、
あまりにも激しい揺れに前を歩いていた女子高生の腕が外れて落ちた。

僕は慌てて駆け寄り落っこちた腕を拾い上げ、
「腕が取れたー!」と泣きじゃくる女子高生を
「病院へ持って行けば治るよ」となだめて泣き止ませ、
一緒に8km先の総合病院へ向かうことにした。
ドラクエだ!(ドラクエやったこと無いけど)

さすがに大地震だけあって道路がめちゃくちゃだし、
住民の姿も全く見えなくなってしまっていた。
もう2日も歩きつづけたのに、
たかが8キロ先の病院へもさっぱり辿り着かない。
女子高生の腕も暑さで腐りかけている。お腹が減ってきた。

食べられそうなものといえばこの女子高生の腕だけ。
「ねぇ、この腕食べたらダメ?」
「ダメ」
「小指だけ」
「絶対ダメ。病院へ行って繋げてもらうの」
正直なところこの腐りかけの腕を病院へ
持って行ったとしても、繋がるはずが無い。
女子高生だってそんなこと知ってるはずだし、
お腹もグーグー鳴っている。
女子高生は僕から自分の腕をひったくると、
また総合病院を目指して歩き出した。
けどその病院だって潰れてるに決まってる。

僕は何とかしてあの腕が全部腐りきる前に食べてしまいたいと、
あれこれ策を練りながらも「そこの瓦礫に気をつけて」なんて
女子高生を気遣う様子を見せつつ一緒に総合病院を目指した。

女子高生はときおり自分の腕の断面をチューチュー吸って、
栄養補給をしていた。自分だけずるいと思ったけど、
もともと女子高生の腕だから仕方が無い。

だけどもうあれから6時間も歩きつづけて
我慢が出来なくなった僕は遂に言ってしまった。
「ねぇ、その腕きっと病院へ持っていっても手遅れだよ」
すると女子高生は「こいつとうとう言いやがった」という顔をして、
破裂してしまった。
破片はチートスになった。
食べ放題だった。

……という気持ち悪い夢を見たので今日は凄く休みたかった。

食器洗い機

夜中なのに台所がうるさいんで見に行ったら、
姉貴が食器洗い機でバイブ洗ってた。

姉貴「オートメーションを追求してみた」

もうやだ。

お箸の隣に立てるな。

電気シェーバー

電動シェーバーでウィィィンってヒゲを剃ってたら、
その様子を目撃した姉貴が「……っっ!」って
口をパクパク、目を見開いて走り去っていった。
どうしたんだろうと思ってウィィィンを続けていると、
お姉ちゃんの部屋のほうからこんな会話が聞こえてきた。

姉貴「○○が!○○が……ッッ!」
お姉ちゃん「○ーくんがどうかしたの?」
姉貴「ウィィィンだよ!ウィィィィィンっっ!」
お姉ちゃん「○ーくんがウィィィン?」
姉貴「……そ、そう!○○がウィィンしてるッッ!!」
お姉ちゃん「もう○ーくんも大人だからね」
姉貴「でっ……でもッッ、あれは異常だ!」
お姉ちゃん「?」
姉貴「まさか○○がアゴで感じる人間だったなんて……」
お姉ちゃん「???」

姉貴、これはウィィィンって鳴るけどバイブじゃないんだぞ。

炭酸飲料

小さくて、炭酸飲料のシュワシュワが苦手だった頃、
一旦お姉ちゃんが炭酸飲料を口に含んで炭酸を抜いてから
僕に飲ませてくれていました。

なので今でも時間の経って
炭酸の抜けたぬるいコーラなんかを飲むと、
お姉ちゃんのことを思い出してしまいます。

一方姉貴は「まかせとけ!」って炭酸を抜いてくれるフリをして、
弟のコーラを全部飲み干しまた。

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