パンプキン

弟「ただいまー」

お姉ちゃん「あ、○ーくん!市役所からなんか届いてたよー!パンプキンだって!」

弟「パンプキン?かぼちゃ?どこにあるの?」

お姉ちゃん「これこれこー」

弟「……還付金じゃん」

お姉ちゃん「なーんだ、還付金かぁー」

弟「お姉ちゃん。可愛いと思ってわざと間違えたでしょ」

お姉ちゃん「えへへー」

姉貴「……」

弟「姉貴?」

姉貴「○○!市役所からタマキンだぞ!」

弟「タ、タマキン?きんたま!?」

姉貴「あ、まちがえた!還付金だった!」

弟「わざと下品に間違えたでしょ」

姉貴「にょほほー!」

ひまわり畑へは行きたくない

なぜならひまわり畑は恐すぎるからだ。
ひまわり畑へ行って、
「ひまわりってホントに全部同じ方向を向いてるんだなー」
なんて感心しつつ畑をうろうろしていると、
そういえば今日ここへ来て、ひまわりの後姿を見てないことに気付く。

ひまわりの後ろへ回り込もうとしたら、
畑の何百というひまわりが全部一斉に僕の動きを追うように、
ゆっくり顔を回転させていることを知ってしまったらどうする。
よくよく見ると種の一粒一粒が目玉になっていたりしたらどうする。
その一粒一粒の目玉が時々一斉にまばたきをするので、
まるで波打っているようにうねっていたらどうする。
ひまわり畑でそういう恐ろしい出来事が起こらないと誰が保証してくれるんだ。

そんな夕暮れ時のひまわり畑にひとり迷い込んでしまったりなんかしたら
恐ろしすぎて、ひまわりの種を使ったあの遊びが出来なくなる。
ひまわりの種をわきの下に挟んで、
「これを落とさずローソンまで行って、
今週のジャンプを立ち読みして帰ってこれたら勝ち……」
っていう遊びが出来なくなる。

いいのかそれでも。
なので万が一のことを考えると、ひまわり畑へは行きたくない。

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